お受験 完結編

先に書いた長男の中学入試です。前に落ちた学校の2次試験、いわばリベンジマッチです。この日は仕事がお休みでしたので、1日付き合うことにしました。
試験会場に向かうと入口に息子の通っている学習塾の先生が待ち受けていて、「これ、試験前に読め。」と手紙を渡して2人は固い握手をしています。この先生は大学生のアルバイト講師で、個人的に激励に来るのは塾からは禁じられているのですが、敢えて崖っ縁の長男のために来てくれたのです。いけませんねー歳のせいか涙腺が弱くなって、何か込み上げてきます。「結果はどうあれ、お前のためにこんなに一生懸命になってくれた人がいたことを忘れちゃいけないよ。」なんて早くも慰めの言葉を考えてしまいました。
試験会場に入ると、受験生とはコースが分かれて僕達は保護者控室で待機です。試験が始まってしばらくすると、今子どもたちが取り組んでいる問題用紙が掲示されます。ちらっと読むと、”キビシイ”なんて漢字で書けるんかな?とか、不安先行でとても受かりそうな気がしません。精神衛生上よくないので、これ以上は見ないことにしました。
試験が終りまして出来具合なんか聞くと「8割以上はできた。まず合格しているよ」ってお前この前もそう言ってたよな。結果は当日の3時に校内掲示とインターネットで発表されますので、2人で最寄の駅まで引き帰して、駅前の漫画喫茶に突入です。インターネットで合否を確認して、◯なら学校へ向かい、●ならこのまま家に帰ろうというわけです。息子はとても自分では見られないとのことで、僕だけPCのブースへ篭ります。やっぱり心配なんだな。
何とも言えない時間が過ぎて、発表の時間です。と、ここでPCがフリーズ!再起動させて、学校のHPを見ますと、「ない…」あちゃーともう一度見ると「あった!」前の学校の発表は番号が↓の方向に並んでいたのですが、今度のは→の方向に並んでいて、うっかり見逃していたんでした。やったー!
よく不合格で心が折れず、最後まで諦めず頑張ったものです。このまま1つも受からなければ、立ち直れないところでした。僕が。2次の方が難しいんだから、1回で受かれよ!
ところで学費問題ですが、ヨメは「設置屋の仕事頑張ってネー」「いや…あの仕事は僕の快適なPCライフのためのものであって(ぼそ)…(ヨメ割込)「おだまり!」
あーあ

コメント

  1. ike@九州 より:

    ご無沙汰です。
    合格おめでとうございます。
    2次?
    まだ、試験や面接等が必要なのですか…
    田舎では中学受験とは縁遠いですので、その点については田舎の子供達は恵まれているのかも知れませんね。
    その分高校からは地獄が待っていますが…私の卒業した地元の温い高校は今では進学高になったようです…課外だらけと聞きました
    #大奥様が強い方が何処も家庭円満です ほほほ

  2. eddie-fc2 より:

    ikeさま どうもです。
    2次試験というのは、入試が2回行なわれる内の後の方です。1次で失敗した子(うちの伜など)とか他校を落ちた子らがリベンジする機会があるのです。1次より合格人数もぐっと少く、倍率も高く本当は2次で受かる方が難しいのですが…盛り上げてくれたもんです。
    私も田舎育ちで私立校自体がなく、皆仲良く同じ中学校に行ったんで、この情况はまだ理解の範疇を越えてます。

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