小6長男の中学入試挑戦が終わりました。結果は3校受けて全敗と辛い結果となりました。彼なりに努力した結果が全て不合格という、12歳の少年にとってはあまりにも過酷な現実を突きつけられた訳です。
「2次試験で頑張るよ」と昼間は強がってはいたものの、夜皆が寝た後、第一志望校の合格発表のPDFファイルを開いて、自分の受験番号があるはずだった空欄を何度も拡大しては、涙を流していました。
「何度見てもそこにお前の番号は出てこないんだよ。明日からまたチャレンジなんだから早く寝なさい。」と声を掛けながら、僕も泣きました。他に慰めの言葉は僕からは出ませんでした。
「中学受験で一番いいのは、一生懸命がんばって落ちること、
2番目は一生懸命がんばって合格すること、
その次が、がんばらないで落ちること
最悪なのは、がんばらないで合格すること
もちろん受験するのですから、合格するのにこしたことはありません。
けれども、やはりそれは努力によって培われたものであることが、一番
子どものこれからの成長につながるものだと思います。一生懸命がんば
ったけれども、自分の努力で通じないことがあったということを、子ど
ものうちから知るということも、これはこれで大変貴重な経験なのです。」
田中貴さんという方が書かれた本の前書きです。中々すぐにこういう心境にはなれないでしょうが、二次試験まであと1週間、さらに厳しい挑戦にはなりますが、今までの勉強の成果を存分に発揮してもらいたいものです。
正しい、そしてくじけない青年に育つよう親として導いてあげたいと思います。
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