胆嚢摘出手術入院日記その四…とーとつに退院編

日記・エッセイ・コラム

(3月14日:術後5日目)
今日は朝一番で採血です。この結果で僕の去就は定まります。慣れというのは怖いもんで、注射針刺されるくらいはなんてことないです。

(朝食)米飯、味噌汁(油揚げ、蕪)、味付け海苔、和え物、そして納豆
「納豆はダメです」言うてたのに…食べんかったらええのね

回診が始まる前に看護師さんが、カルテを各ベッドに配置するのですが「あれ?eddieさん(仮名男性40歳)カルテがないんだけどもう退院だっけ?」「さあ、今日の採血の結果で決めるって言ってましたよ。」

回診が始まります。ひろくんは来週から始まるサッカーの合宿に参加出来るかどうかが心配のようです。いわさんは今日退院することもあって、来る人来る人「ありがとうございます」連発です。しまさんの胃潰瘍はとりあえず最悪の事態を乗り切って退院はできるけれども、これから節制と薬による長い戦いが続くようです。

さて、僕は…「eddieさん(仮名)は…ああ、もう肝機能も正常ですからいつでも退院していいですよ。」「えっ?今日でもいいんですか?」「はい、でも明後日抜鈎(“ばっこう”と読みます。縫合の抜糸ではなくホッチキスで傷口をとめていますのでこう呼びます)なので、明後日までいてもいいですよ。」「いいえ、すぐ退院させて下さい。」

(昼食)カレーライス、福神漬、ブロッコリーのサラダ

ナースセンターに執刀医の先生がいたので声をかけると「ああeddieさん、実は切ったとき胆管の方にも石があったんで採っといたんですが、少しは残っているかもしれません。」「…はあ。」「術後の血液検査で、肝機能とアミラーゼの値が上昇してまして、おそらく胆管に流れ込んだ石の影響かもしれませんね。」「…それってもしかして経過良好じゃなかったんでは?」「いや〜あくまでも可能性の問題ですから。まあ、また痛くなったら来て下さいよ。」

奥さんと帰り支度しているいわさんに「僕も今日退院出来ます。」と声をかけると「よかったね〜お大事にね〜いろいろありがとうね〜」破顔一笑というのでしょうか、本当に裏表のないいい人です。少々喧しいですが…

身支度を整えて、迎えに来たヨメが会計を済ませて、Kanchoしてくれた、TinTinの管を抜いてくれた、あっちが痛いこっちが痛いと我が儘を聞いてくれた看護師さんたちにお礼を言って病院を後にしました。

「退院後の生活」と書かれた書面がありまして、気になる部分を見てみると「アルコールは控えめに」とのことでした。この場合「控えて下さい」と「控えめに」はえらい違いです。

コメント

  1. こぉち より:

    出所・・・じゃなかったw
    退院おめでとうございますww
    縫合の用のホッチキス、
    なんか自分がショッカーに改造手術されたような気分に
    なりません・・・?ww
    抜くときはペンチのようなもので
    ピンピンはじき抜かれた記憶がありますww

  2. eddie-fc2 より:

    こぉちさま
    無事に生還しましたw
    このお腹の中には絶対に取り出せない爆弾が仕掛けられていて、これからは悪の手先として働かなければならないのです。
    はじき抜かれるって…痛かったですか?

  3. こぉち より:

    ちく・・・っと
    しましたw

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